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ノラ・ジョーンズ、4年ぶりオリジナル・フル・アルバムのリリースが決定!先行シングル「アイム・アライヴ」 配信スタート


9つのグラミー賞を受賞しているシンガー・ソングライターのノラ・ジョーンズが、通算7枚目となるソロ・アルバム『ピック・ミー・アップ・オフ・ザ・フロア』を5月8日にジャズの名門レーベル、ブルーノート・レコードよりリリースする。本日、プレオーダーがスタートし、それに伴いリード・トラックの「アイム・アライヴ」が先行配信された。

そもそもアルバムを作る気が全くなく、しばらく「アルバムを作る」というルーティンから遠ざかっていたノラは、コラボレーション・シングルの連続リリースという新しい挑戦に挑んでいた。しかし、書き溜めていた楽曲に偶然繋がりを見出し、アルバムで音楽を発表するということを再解釈し、ついにアルバム制作を決意。「ラフミックスを携帯にいれ、犬の散歩をするときに聴いていた。そしたら、いつしか頭から離れなくなっていた。で、気づいたの。どの曲にも不思議な一貫した特色があるんじゃないかって。まるで神と悪魔と心と国と地球と私の間のどこかで起きている夢の中、熱病にうなされている感覚だった」と語った。

今回のアルバムでは、ピアノ・トリオのジャズをベースとしながらもブルース、ソウルにもインスピレーションを受けたオリジナリティ溢れるメロディを披露。ピアノとハミングするようなストリングスも取り入れ、憂いや儚さ、美しさを表現した。それらのメロディに乗せられた歌詞には、理由がわからない失意が多く登場する。歌詞やアルバムのテーマには強い思い入れがあり、「ここ数年、この国、この世界に生きてきて、どこかに “私を引き起こして(原題の和訳)” という感覚があるのだと思う。立ち上がり、この混乱から抜け出して、どうにかしたい、という思いが」、「もしこのアルバムに闇の部分があっても、それは迫り来る破滅じゃない。むしろ、人としてつながりを求め、焦がれる気持ちに近いの。パーソナルと呼べる曲が何曲かあるけれど、それらも人間全員が直面している、より大きな問題と表裏一体。同様に、すごく大きな何かを歌っている曲も、実はパーソナルな曲だったりするのよ」と語った。

制作期間に関してノラは「たまたまそういうゾーンに入っていたのか、それとも(さまざまなセッションという)プロセスからその気になったのか、わからない。でも去年の私は、これまでで一番クリエイティヴな気分だった。」と精力的な一年を振り返る。2曲を除いてプロデュースも彼女本人が行った。アルバムの核となる部分に関しては、制作初期の段階で彼女と親交が深いドラマーのブライアン・ブレイドとのセッションで完成していたが、アルバムを通して固定のバンド・メンバーは置かず、ジョン・パティトゥッチ(b)、ネイト・スミス(ds)など、総勢20名以上の実力派アーティストが立ち代わり登場する。

先行配信された「アイム・アライヴ」はアメリカのUSインディー・ロックをけん引してきたバンド、ウィルコのフロントマン、ジェフ・トゥイーディーとのコラボ楽曲で、作詞作曲を共に行い、プロデュース、ギター、ベースをジェフが担当し、ノラがヴォーカルとピアノを務めた。ジェフの息子であるスペンサー・トゥイーディーもドラムとして参加している。

また、日本盤には芥川賞受賞作家、川上未映子氏が手掛けた歌詞対訳が同梱されている。川上氏からは「じゅうぶんに愛し、じゅうぶんに傷つき、そして自分の目と手と耳で考え、いくつもの波を乗り越えてきた人から届けられるこの楽曲たちは、わたしたちへの温かな贈り物である。目の前にある危機や感情をしなやかに見つめ、それらが彼女の声になってみせるとき、わたしたちはそこにしか現れない世界への対峙を、喜びのうちに知ることになるだろう。」というコメントが寄せられている。音楽だけではなく、詩を楽しむことができる作品として大注目だ。


【リリース詳細】
ノラ・ジョーンズ
『ピック・ミー・アップ・オフ・ザ・フロア』

発売日:2020年5月8日(金)
通常版: ¥2,860 (税込) UCCQ-1125 
初回限定盤: ¥3,630(税込)  UCCQ-9571
https://norahjones.lnk.to/PickMePR

【収録曲】
01. ハウ・アイ・ウィープ / How I Weep (ノラ・ジョーンズ)
02. フレイム・ツイン / Flame Twin (ノラ・ジョーンズ)
03. ハーツ・トゥ・ビー・アローン / Hurts To Be Alone(ノラ・ジョーンズ)
04. ハートブロークン、デイ・アフター / Heartbroken, Day After(ノラ・ジョーンズ)
05. セイ・ノー・モア / Say No More(ノラ・ジョーンズ、サラ・オダ)
06. ディス・ライフ/ This Life(ノラ・ジョーンズ)
07. トゥ・リヴ / To Live(ノラ・ジョーンズ)
08. アイム・アライヴ / I'm Alive(ノラ・ジョーンズ、ジェフ・トゥイーディー)
09. ウァー・ユー・ウォッチング? / Were You Watching? (ノラ・ジョーンズ、エミリー・フィスキオ)
10. スタンブル・オン・マイ・ウェイ / Stumble On My Way(ノラ・ジョーンズ)
11. ヘヴン・アバヴ / Heaven Above(ノラ・ジョーンズ、ジェフ・トゥイーディー)
*ボーナス・トラック2曲収録予定

【初回限定盤DVD収録内容(予定)】
・「アイム・アライヴ」MV
・「アイム・アライヴ」日本語リリックビデオ(歌詞対訳:川上未映子)
                                                           

■リンク
・Universal Music: https://norahjones.jp/
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■川上未映子 プロフィール

1976年、大阪府生まれ。 2007年、デビュー小説『わたくし率イン 歯ー、または世界』が第137回芥川賞候補に。同年、第1回早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞受賞。2008年、『乳と卵』で第138回芥川賞を受賞。2009年、詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で第14回中原中也賞受賞。2010年、『ヘヴン』で平成21年度芸術選奨文部科学大臣新人賞、第20回紫式部文学賞受賞。2013年、詩集『水瓶』で第43回高見順賞受賞。短編集『愛の夢とか』で第49回谷崎潤一郎賞受賞。2016年、『あこがれ』で渡辺淳一文学賞受賞。「マリーの愛の証明」にてGranta Best of Young Japanese Novelists 2016に選出。他に『すべて真夜中の恋人たち』や村上春樹との共著『みみずくは黄昏に飛びたつ』、短編集『ウィステリアと三人の女たち』など著書多数。『早稲田文学増刊 女性号』では責任編集を務めた。最新刊の長編『夏物語』は第73回毎日出版文化賞受賞。