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桑原あい『マイ・ファースト・ディズニー・ジャズ』インタビュー


 鮮烈な表現で耳目を集める新鋭ピアニスト、桑原あいの新作はディズニー・カヴァー集。
これまでディズニーのオフィシャルとしてリリースされたものは、オムニバス形式のものは少なくないが、単独アーティストによるものは数えるほどしかない。

 「ユニバーサルの担当の方とディズニーの方から〈初めてジャズを聴く人に取っ掛かりやすいものを作って欲しい〉となり、私にオファーをいただきました。ディズニー音楽ファンの方でもジャズを知らない方がいて、ジャズ・リスナーにもディズニーを知らない方がいると思いますが、そういう方々にとって取っ掛かりやすいんじゃないでしょうか」

  未来を示唆する先鋭的なジャズを奏でてきた彼女が、今回はぐっと間口を広げた印象だ。
「〈ジャズってこんなに楽しいのにな〉って思います。〈普通に踊れる音楽じゃん!〉って。聴いてつい踊ってしまい、その後で〈これジャズだったんだ!〉でいいなと思います。この作品もそんな感覚で聴いて欲しいですね」

 彼女がこれまでリリースした作品はオリジナル曲が中心だったが、今作ではいずれの楽曲もあのお馴染みのメロディを擁するものばかり。それらをどのように料理したのだろうか。

 「ゼロから作るものとは全く違って、やはり“編み直す”って感じでした。いかに丁寧に編み直すかを考えましたね。でも、結局レコーディングで演奏するとなると、いつも通りに魂を込めました。あと、参加ミュージシャンのモチベーションをどこまで上げられるか等も、すごく大事な部分でした。みんなには今鳴っている音楽だけを意識して欲しかったので、敢えて原曲は聴かせなかったです。原曲をわかりすぎていると、良いこともあるけど邪魔になってくることもあります。ただその代わり、私は原曲を熟知している必要がありました。なので、みんなには敢えて原曲は聴かせなかったんです。今鳴っている音楽を意識して欲しかったので、原曲が分かり過ぎない方がいいなと思ったんですよね」

テキスト:石川真男


■商品情報
桑原あい / マイ・ファースト・ディズニー・ジャズ

発売日:2019年8月28日 (水)
価格:3,000(税抜)
品番:UWCD-1047

桑原あいのピアノを中心に、ゲストミュージシャン、ヴォーカリストを迎え、ディズニーの名曲をジャズ・アレンジ。
『アラジン』から「ホール・ニュー・ワールド」「フレンド・ライク・ミー」や、『美女と野獣』『トイ・ストーリー2』『モンスターズ・インク』『塔の上のラプンツェル』『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』など数々の名作の楽曲がジャズ・アレンジになって新たな魅力を引き出されている。
全曲ニューレコーディング、日本オリジナル企画盤。

YouTube試聴動画:
桑原あい / マイ・ファースト・ディズニー・ジャズ/アルバム ダイジェスト


収録曲:
1. フレンド・ライク・ミー [アラジン]
2. それがニューオーリンズ [プリンセスと魔法のキス]
3. ホエン・シー・ラヴド・ミー [トイ・ストーリー2]
4. みんなネコになりたいのさ [おしゃれキャット]
5. 美女と野獣メドレー(プロローグ~強いぞ、ガストン~愛の芽生え~ひとりぼっちの晩餐会~美女と野獣 [美女と野獣])
6. 君がいないと [モンスターズ・インク]
7. ベイビー・マイン [ダンボ]
8. ハロウィーン・タウンへようこそ / サリーのうた [ナイトメアー・ビフォア・クリスマス]
9. 輝く未来 [塔の上のラプンツェル]

<Bonus Track>
10. ホール・ニュー・ワールド [アラジン]

桑原あい 公式サイト
http://aikuwabara.com/

ユニバーサルミュージック 桑原あい サイト
https://www.universal-music.co.jp/kuwabara-ai/

© Disney
ウォルト・ディズニー・レコード
発売・販売元:ユニバーサル ミュージック合同会社